加藤映次さんから、判決後に手紙でメッセージが届いています。

ん・・・
想定していたとはいえ、案の定の不当判決となり、怒りと悔しさに満ちた無念な想いでいます。
沢山のご支援に応える事が出来ず本当に申し訳ありませんでした。
判決自体は、決して無視できないはずの内容を記した。

弁論再開請求が無視され却下された時点で結論はわかっていましたので、言い渡しの前にすでに諦めていました。
裁判長は僕の方を見るでもなく、確認を求める事もないまま言い捨てるように退廷していきましたが、
一体どこを見て書き、読んだ判決だったのだろうか?と思います。
事件の真相を追求するでもなく、僕の事すら見ようともしない。

そんな無関心と無責任な裁判に終わってしまったのが残念でなりません。

また、この1年の審理内容についての言及は少なく、
一審の焼き増しのような判決文でしたが、僕の話を一度も聞く事なく、
人間性まで不当に全面否定されるのは本当に悲しく腹立たしい事です。
有罪にするには僕の信用性を否定するしかないのが分かってはいても、
僕を信じて応援してくれている人達まで否定されているようで本当に心苦しくて、申し訳なく思います。
帰れなかった事が一番悲しい。
でも僕のこれまでの人生、そして皆のいてくれる今までも否定された事が何より辛いです。

でも、だからこそ負けていられない。9割方は門前払いされるという最高裁の壁は高いかも知れません。
しかし真実は1つです。僕には無実を示す証拠が有り、真犯人の存在も示されているのだから、
裁判所にも目を逸らさないで欲しい。
僕は犯人ではないのだから、絶対に勝つ!
どんな不条理にくるしめられようと、無罪を勝ち取るまで闘い続けます。
その時まで、これからも僕を信じて一緒に闘ってもらえれば幸いです。
笑顔を届けられるように頑張りますので、どうか今後ともご支援のほど宜しくお願いします!

加藤映次

Vo.12 加藤映次さんを守る会通信

立春の候、平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
昨年12月19日(月)15:30〜名古屋高等裁判所で第8回控訴審が開廷され、不当判決が言い渡されました。加藤映次さんのアリバイを立証できる“あ”メールに関して、裁判所は完全無視し弁護団の、「請求を却下」した上「本件控訴を棄却する」というものでした。審理も中途半端なままの判決では到底納得ができません。全く不当な判決です。加藤映次さん、弁護団は即刻上告の手続きを行いました。今後はさらに厳しい闘いがはじまりますが、今後とも支援のほどよろしくお願いいたします。
控訴審の際には、酷暑・台風などの荒天時にも大勢の方に傍聴いただき、また多くの署名もありがとうございました。まだまだ寒さが厳しいですが、皆様方におかれましてはくれぐれもご自愛ください。

会長・伊藤三重男

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