この事件は2012年11月13日に
鈴鹿市山本町でインターネット通販会社の経営者の男性が、
何者かによって頭部を殴打され殺害された事件です。
共同経営者の加藤映次さんが
犯人として疑われ逮捕・起訴されています。
【事件の概要】
・鈴鹿殺人事件
・解決できない5つの疑問
最新情報【2016/10/6の情報】
加藤映次さん 拘置所からの手紙
一審のまさかの不当判決から1年2カ月が過ぎ、
この勾留生活も4年になろうとしています。
控訴審の審理も6回を重ね、大詰めを迎えました。
先日9月20の公判では、
僕が被害者宅を退去した以降の時刻(11:34)に
被害者のスマートフォンが受信している“あ”というメールが「既読」である事が
明らかになりました。
極めて重大な点で、
すでに現場を離れている僕(検察主張でも、僕の最大滞在可能時刻は10:55)には
スマートフォン操作は物理的に不可能です。
現実的に操作が可能なのは被害者自身か、
僕以外の現場訪問者の存在を示す第三者のどちらかしかいません。
そのどちらかの答えだとしても僕の無実が示されているのが理解してもらえるでしょうか?
スマートフォンにはパスコードロックが設定されていた事からすれば、
被害者自身による操作と考えるのが自然で合理的なはずです。
それは、その時刻の被害者の生存可能性を示しているのです。
また同時に、既読操作は同時刻以降にしか不可能ですから、
僕の犯人性も否定される事になります。
端的に言えば、僕のアリバイ成立の可能性が示されたのです。
これまで有罪の証拠もない代わりに(僕は犯人ではないので、なくて当然)、
無実を明白に示す根拠がなかったのも事実(正しくは証拠が開示されない。
このメール既読事実も隠されていた)でしたが、
ようやく明白な無実の証拠を示せたと言えます。
答えの選択肢のない検察は公判でも何の反証もしませんでした。
なので常識的に考えれば、無実立証により無罪判決へと向かうはずです。
裁判所の公正さを信じるしかありませんが、無実示す証拠があるのですから、
不当判決が繰り返される事など有り得ないと考えています。
僕も、もう司法に絶望したくないし、皆を哀しませたくない。
なので、無罪判決を勝ち取る為に、これまで以上の力強い支援をお願いします。
少しでも多くの人に状況理解してもらえるよう僕の声を届けて下さい。
心からの無実の訴えが伝わる事を信じています。
今後とも宜しくお願い致します。
加藤映次 2016.10.06
【2015/7/23の情報】
・明日 いよいよ判決宣告
【2015/7/1の情報】
【2015/5/21の情報】
21日での捜査官の証言においても、
凶器の捜索を被害者の自宅から西に20メートル、
東に40メートルの範囲しか行っていないが判明するなど、
様々な面から警察の捜査が不十分だったことがうかがえます。
加えて、20日の証人尋問の中で、本件では検察官が
本件の凶器は加藤さんが事件前日に購入したモンキレンチである、
と主張しているところ、被害者宅の敷地にそれと同一か否かは
分からないものの、モンキレンチが複数本、存在していた事実が
初めて明らかになり、しかもそれを検察官は 知っていて
弁護人に知らされていなかった可能性が高いことなど、
検察官により、全ての証拠も開示されていない可能性が
高いことも明らかになっております。
この事件で加藤さんは経営していた会社を失ったばかりか、
2年半以上にもわたって勾留され、
家族も経済的に困難な生活を強いられています。
弁護団一同、
一日も早い加藤さんの社会復帰のため
無罪獲得に全力を尽くしてまいりますので、
この事件について一人でも多くの方に
真相を知っていただいた上、
ご支援いただけますと幸いです。
どうかよろしくお願いいたします。
2015年5月30日(土)14:00
鈴鹿殺人事件報告会
&加藤映次さんを守る会結成総会
津島生涯学習センター
たくさんのご参加ありがとうございます。
こんにちは、長い拘留で疲れておいででしょう。でも希望を持って、強く耐え抜いてください。私は西山美香さんを支えているものです。かのじょは、いま、元気にあちこちの人と 交流をして、飛び回っています。大阪の 東住吉冤罪事件の青木さんも 支援しておられるとか。決して、一人ではありません。微力ではありますが、署名集めなど、しております。