犯行不能でも犯人?!
恐ろしすぎる警察の捜査と
検察の認定の実態!!

証拠もないのに長期の勾留(914日間・5月19日現在)で自白を迫る!

昨年3月には「袴田事件」で再審開始決定と袴田さんの身柄の釈放が実現しました。しかし一方で「名張毒ぶどう酒事件」「福井女子中学生殺人事件」など、1審無罪や一旦は再審が認められても、その扉が固く閉ざされている裁判もあります。
そのほかにも「足利事件」「布川事件」「氷見事件」など、枚挙に暇がないほど、日本では冤罪事件が繰り返されてきました。まして、厚生労働省の村木厚子さんの事件のように、検察が証拠をねつ造してでも、有罪にしていくという恐ろしい
実態も明らかになっています。
「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の鉄則が、この事件でもつらぬかれることを願ってうやみません。

●市民がえん罪に加担させられる可能性大!
●裁判所は「疑わしきは被告人の利益に」の刑事裁判の鉄則を厳守し、裁判員を誘導することなく、慎重・公正な審理をおこなえ!

鈴鹿殺人事件とは、2012年11月13日に鈴鹿市山本町で発生した事件で、会社役員の辻元彦(当時38歳)さんが何者かによって後頭部を殴打されて死亡したものです。
事件現場はお茶畑の広がるのどかな山村の、一軒の住宅の離れです。
母屋に住む母親が、息子が外出していないことを不審に思い、合鍵でドアを開けたところ、遺体を発見しました。
共同経営者の加藤映次さん(当時34歳)が事件直前に訪問していたとして、逮捕・起訴されました。
この事件では加藤さんが犯行を侵したとする直接的な証拠は一切ありません。
それにもかかわらず、警察は不十分な捜査のままに、加藤さんを犯人と決め付け、検察も疑問を挟みませんでした。
しかし、調べれば調べるほど多くの疑問が解決のできない状況で、まったくまともな科学的捜査がおこなわれたとはいえないものとなっています。
もちろん加藤さんの「自白」はありません。
この事件は津地裁における最長(67日間)の裁判員裁判として、2015年5月19日から審理されます。
ミステリーともいえる疑問の残されたこの事件、ぜひとも関心を持ってください。犯人でないものが罰せられないよう、ご支援くださるようお願いいたします。


鈴鹿殺人事件報告会
&加藤映次さんを守る会結成総会

5月30日(土)14:00(予)
津島生涯学習センター
どなたでもご参加いただけます

公正判決を求める署名にご協力いただける方は
下記までご連絡をお願いします。

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