なぜこれで加藤映次さんが犯人といえるのか?!

疑問その1

なぜ加藤さんの車からカギが発見されたの?
警察は加藤さんの犯行の決め手としたのは、加藤さんの車の中から、被害者
宅の玄関のカギが1本裸で発見されたからです。それも疑問の残る状態で。
そのカギはほかに発見されたスペアに比して明らかな使用感(摩耗感)がありました。
そうすると被害者が日常的に使用していたもののはず。加藤さんが被害者宅から持ち去ったというのか?
そんな必要ありません。もしカギをかけたというのなら、あとは捨ててしまえばいいだけのこと。
警察は事件現場が密室だったという証明もできていません。

疑問その2

犯行時間が足りない
警察が加藤さんが犯行現場にいることができたのは、約20分程度としています。この時間は車を停めてから、車が出発するまでの時間です。その間に犯人が加藤さんだとして何をする必要がありますか?
そうです、車を停めて→ドアを開け玄関までいって→チャイムを鳴らし→カギを開けてもらって→靴を脱いで中に入り→コーヒーを2杯入れ被害者にすすめ→自分も口にし→「金を返してほしい」といい→いさかいになり→被害者の後ろへ回って10数回殴打し→血だらけの手をぬぐい(手袋などしていたら被害者に気付かれる)→血だらけの凶器をしまい→被害者宅のカギを捜し→キーホルダーから1本だけ抜き玄関から出て→カギをかけて→車まで行き→ドアを開けて乗り込んで出発した、ということになります。でも検察はまったく検証することなく、犯行可能と主張していますがおかしくないでしょうか。

疑問その3

交友女性に着替えさせた?
警察は交友女性に着替えを用意させ、着替えさせ、血の付いた服を捨てさせたといっています。しかし犯行後血の付いたままの服で、車で走り回るでしょうか?
車からは血痕は見つかっていません。女性も「血の付いた服を着た加藤さんに会った」とは証言していません。

疑問その4

凶器とされるモンキーレンチと傷が合わない
警察は40㎝の大きさのモンキーレンチで、加藤さんが被害者を殺害したとしていますが、傷と凶器の形が合いません。
いまだに凶器は発見されていません。凶器は捨てたのにカギは残した。おかしくありませんか?
検察は、前日から凶器を用意していたと主張していますが、その購入費用を経費で落とすものでしょうか?

疑問その5

殺害したので金は返ってこない
犯行動機は貸した金が返ってこない、ということになっています。しかし殺してしまったのでは、まさに金は返ってきません。
これ以外にも、加藤さんは事件当日の夕刻、新規採用
の面接をおこなうなど、日常と同様の行動をとっています。
検察主張の主張は、合理的な疑いを取り除くまでの有罪立証ができているものではありません。
いまこそ司法は「推定無罪」原則の立場に立ち返るべきです。

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