平成27年7月25日

 加藤映次の懲役17年の判決を受けて・・・

こんな事あるのでしょうか?
裁判長はまるで、検察側のプレゼン資料を読んでいるような判決文を
早口で朗読しているのみ。

あり得ない判決、まるで悪い夢をみているようで途中で気分が悪くなりました。

検察側の主張を100%認める判決文に何の茶番劇かと俄かには信じられなく、
裁判官の後ろに大きな悪魔が潜んでいるのではないかと思いました…

弁護士が言うように、結論ありきの茶番裁判だったのでしょうか?

長い裁判の期間に傍聴券が抽選になることが多々あり、傍聴出来ずにいた支援者の方々、それなのに並ぶのは地検等の関係者ばかり、こちらは遠くから真実を知ろうと支援者の方と朝早くから津まで行っているのに。

判決宣告日などは約130人が傍聴券を求め列を作ったが、そのほとんどが地検関係者(黒ズボンばかり)なぜ、こういういやがらせ?が平気で出来るのか、またそれを指示する人の気が信じられない。
◎被告人である加藤映次は当初から犯行を否認しています。
殺すようなことをしていないので、反省する事はないのです。

日弁連のHPに
http://www.nichibenren.or.jp/ja/citizen_judge/becoming/mind.html
刑事裁判のルールを上記から再度、皆さんにみてもらいたいです。

その中に

※無実の市民に対する有罪判決は、その人の自由や権利を不当に奪い、その人生をくるわせるという深刻な結果を招きます。こうした悲劇を防止するために、被告人は無罪と推定され、検察官が犯罪を証明しない限り、有罪とすることができないものとされているのです。

と、あります。
なぜ、無実の息子が、訳の分からない判決で有罪にならないといけないのでしょうか?
事件発生から2年9ヶ月も過ぎてしまいました。
真犯人は今もどこかでほくそ笑んでいるかと思うと、悔しくてしょうがない……

捜査機関の杜撰な初期捜査で物的証拠が何もないまま、状況証拠だけで起訴され何の知識もない、私達でさえ今回の事件には矛盾・間違いだらけと感じるのに、無実の人間に有罪判決を下した、裁判官・裁判員は何も感じないのでしょうか?

あなたたちこそ、大きな罪を犯したと思うのは決して私だけではないはずです。

今映画でHERO をキムタク主演でやっているけれど、
現実には、正義感に燃える久利生検事のような検事はいないし

警察もしかり、鑑識係もそう……
相棒や、科捜研の女など、刑事物のドラマが好きでよく見ていたけれど
やはり、テレビドラマはドラマなんですね!

裁判員の皆さんは、
HEROになったような気分でこの判決を下したのでしょうか?

2年9ヶ月前までは貧しくても平和に暮していて、
まさかこんな事件に巻き込まれることなど想像もしていませんでした。

それまでは、警察は市民の平和と安全を守ってくれる、正義の味方と思っていたし、
裁判官は公明正大に裁判を行い、まさか自分の立身出世のために平気で冤罪の疑いの濃い
今回の裁判で有罪判決を下すなどあり得ないと思っていました。

傍聴席から、裁判長・裁判官・裁判員に大声で

『お粗末だな、重大な間違いを犯した事考えろよ!こんなヒドイ判決は初めてだ!!』
抗議してくださった方がみえました。

何か言わなければと思っていたのに声が出せず椅子から立ち上がることもできない弱い母でした…
代弁してくださり本当に本当に感謝いたします。

とにかく一審は、あり得ない結果で幕を閉じましたが、
息子が退廷の時に『ただちに、控訴します!』と裁判長に告げ
私達にも『間違いだらけだから、大丈夫!』と大声で叫んだので、
家族も泣くヒマなんかない、泣くもんか!と……
息子と、支援者の方と戦い続けます!

支援して下さる方が大勢いてくださるので頑張れます。
皆さんと、今後も戦い方を相談しながら息子の無実を訴え続けてまいります。

まだまだ皆様のお力をお借りしなければなりません。
皆様の支援に感謝いたしますとともに、
これからも引き続き支援いただきますよう、よろしくお願いいたします。

息子は無実です!
この間違った裁判の在り方を皆さんと問い続けてまいります。

 加藤由紀